TOEICはTest Of English as International Communicationの略です。

ポイントはinternational communication(国際的な意思疎通)という部分ですね。

“TOEIC=ビジネス英語の試験”のように思われていますが、試験内容がビジネスに偏っているわけではありません。
TOEICテストの作成は、アメリカの大学入試テストなどを作っているETSという非営利機関です。

大学や大学院の留学の際に必要なTOEFLもここで作っています。

TOEICの得点づけもここでやっているため、スコアレポートという成績表が返ってくるまで時間がかかります。

 

TOEICテストはETSが最も汎用性の高い標準的な英語だけを利用して作成されます。

つまり、誰に対して使っても理解してもらえる。誰もが使っている英語がTOEICテストの内容の特徴といえるでしょう。

これは言いかえれば、ある一部の地域だけで使われる表現や用法、癖のある英語や、フランクすぎる表現はTOEICには出ません。

逆にあまりに抽象的すぎる表現も出ないので、大学入試の国公立二次・私大型の長文読解問題とTOEICのリーディング問題とはすこしかけ離れた内容となります。
(重複する部分もたくさんあります。)

 

TOEICテストの特徴として、ETSは受験者心理などを考慮して作っているということもあげられます。

これは要するに、あてずっぽうで高得点を狙うのは無理だということです。

よくあるABCDの選択肢のうち、Cが正解になる確率が高いといったジンクスは通用しません。

 

この辺りがうまくできていることも人気の一つなのですが、一方で、TOEIC独特のひっかけ方というのも、「心理的な反応をもとにしてひっかけを作るということは、それなりのクセがはっきりしてくる」ということです。

TOEIC受験マニアの方にはそのクセを見抜いたり、ひっかけの形式を分析するのがとても楽しく魅力の一つになっています。