TOEICの得点はリスニングセクション・リーディングセクションともに、それぞれ5点から495点で換算され、合計10点から990点で評価されます。

そして、ここが重要なのですが、「TOEICは1問5点という単純計算で得点がつけられるわけではない」ということです。
これについてはあまり深く考えないほうがいいと思います。
なぜなら、TOEICの得点は各試験ごとに毎回標準化が行われて、点数をつけているからです。
たとえば、ある回のTOEICテストがこれまでのTOEICテストの平均と比べて、あるパートでは平均点が低くなり、別のパートでは平均点が高くなったとします。
その時、ETSの計算では各パート別に標準化して、配点を決めます。

こうすることで、英語力が変わらない人が、ある回のTOEICテストで200問中140問正解しており、別の回で160問正解していても、同じ点数が出るように調整することができます。

 

TOEICは公式見解として、得点のプラスマイナス25点は英語力の差ではないとしています。(つまり、645点は620点の人と大きく英語力に差がない、むしろほぼ同じという見方をTOEICは判断しているということです。)

したがって、受験生の多くが正解しにくいところが配点が高く、正解しやすいところは配点が低いという大学・高校受験の試験問題のようにはなっていないのです。

ということは、TOEICの問題は簡単なものから難しいものまでちりばめられているわけですが、スコアを伸ばしたいのであれば、難しい問題が解けたかどうかよりも、簡単な問題でケアレスミスをしないことが大切になってきます。
言い換えれば、正解数を1問でも増やしていくこと。誤答数を1問でも減らしていくことがTOEICの攻略法として、とても大切だということになります。
(ちなみに、ここでいう「簡単・難しい」というのは、単語や表現のレベルの難易(なじみのあるもの・ないものを含む)・内容の複雑さ・文の長短(当然、長いほうが読みにくいため難しいという判断になる)・問題のひっかけの複雑さ、という意味での難易を表しています。)