「危険」といっても、英語にはdanger, risk, hazard, peril, jeopardyと5つの表現があります。

まず一般的な単語は、dangerですね。

「危険」といえばこのdangerが最も一般的な単語ですから、英作文や英会話などで迷ったら、この単語を使ってみることをオススメします。

ちなみに、日本人の多くが「デンジャー」と発音しますが、正しくは「デインジャー」です!

次にriskですが、これは一般的な意味と経済的な意味の二つがあり、これらをきちんと整理して覚えておく必要があります。

一般的な意味のriskとは、「自ら危険に飛びこむ」というニュアンスがあります。

つまり、「ボーっとしていて降りかかる危険」という意味では全くなく、「自分で火の中に飛び込んで、やけどをするかもしれない」といった危険を表します。

一方、経済的な意味でのriskとは、「不確実性」(=uncertainty)とほぼ同じ意味です。

つまり、今の状態が変わらず、安定的に続けばno riskと考え、良くも悪くも変化するということになればriskと判断します。

ビジネスの世界、特に金融や証券の業界では、risk=uncertaintyとしてとらえて使っているので、注意してください。

次に、hazardですが、これは比較的日本語でも英語に近い意味で使っています。

有名な使い方としては、災害時の避難場所などを地図にまとめた「ハザード・マップ」ですね。

ここからわかるとおり、hazardには「予期せぬ危険・偶然に起こる危険」という意味があります。

また、「危険や損害が発生する可能性」、あるいは「危険を生む素(もと)」という意味でも使います。

peril(ペリル)は、あまり見かけない単語かもしれませんが、これは“imminent danger”(差し迫った危険)という意味です。
ご覧の通り、hazardに近いですね。

また、「破損させたり、失くしてしまうような状況にさらすこと」も意味します。

jeopardy(ジェパディー)は、riskやperilを堅くした言い回しです。

この名詞形の表現よりも、動詞形のjeopardize(ジェパダイズ:~を危険にさらす・脅かす)[≒ threaten / compromise]のほうがよくつかわれます。