次に一般常識問題の攻略についてお話をしましょう。

一般常識問題の出題元も通訳案内士試験では、はっきり「『観光白書』と新聞一般紙で扱われるニュース」と述べています。

なので、まずは観光白書の入手をしてください。

観光白書はこちら(リンク先:国土交通省・観光白書のサイト)から手に入れることができます。

観光白書には「全文」と「概要」があります。いきなり「全文」を読むのではなく、「概要」だけに目を通すようにして下さい。
たいてい、この「概要」だけで対応できます。

ただし、一般成人からすれば、3割~5割ぐらいの問題は解けるはずです。

したがって、まずは『通訳ガイド地理・歴史・一般常識 過去問解説』を一通り解いて、解けなかったところだけを解説や白書を読んで解決していくほうが良いと思います。

これに加えて、通訳ガイド試験の一般常識では、時事問題が出題されます。

基本的にニュースに出てくる問題が問われるのですが、これはテレビ番組でやっているニュースの解説番組を見ることで対応できます。

特に、週末のニュースは一週間のニュースのまとめをしてくれるのでオススメです。

そして、日本文化に関わる産品についても問われます。たとえば、「花火」「日本酒」「和服」「和室」「神社仏閣」「和紙」などですが、こういった産業や伝統についての知識が聞かれるわけですが、こういったものを扱っているテレビ番組があります。

例えば、NHKの「美の壺」や、テレビ東京系列の「和風総本家」、TBS系列の「所さんのニッポンの出番」などですが、こういう番組を観て、楽しみながら勉強するとよいと思います。

とはいえ、すべてのニュースの知識や現代社会で扱っている内容を覚える必要はありません。

実はこの一般常識問題は、正式名称を「産業・経済・政治及び文化に関する一般常識」と言います。

つまり、出題される範囲は「産業・経済・政治及び文化」であるということです。

より具体的にいいますと、「観光・文化に関するものが7割・産業と経済・政治に関するものが3割」ぐらいの比率になります。

観光とは、たとえば「訪日外国人数と国別訪問者数のうち上位5カ国」についての知識や、「消費税が免税される金額の上限値」、「羽田空港から出ている直行便の就航ルート」、「世界無形文化遺産に認定された産業」といったものです。

文化は、「日本地理」と結構重複していて、「空海にちなんだ寺院や観光スポットと、彼の業績について」、「有名な神社の説明について」、「相撲のしきたりや文化について」などが問われますから、日本地理の勉強のときに、こういった部分も意識して押さえていったほうがいいでしょう。

産業は「有名な酒の産地と銘柄、酒の等級について」、「和服の種類と違いについて」、「木材加工や製糸業の産地や特産品の説明について」などが聞かれます。これも場合によっては日本地理と重複するところがありますから、一緒におさえておきましょう。

これらに共通しているのは、「“日本”の“観光産業”に関するものに限られる」ということですから、そういうものだけに絞って押さえて行けばいいでしょう。

では続いて、「日本歴史の対策」についてお話ししていきます。

「日本歴史の攻略法」についてはこちら。