先日、寿司を英語で説明するということをやりましたが、今回は寿司ネタを英語で言う場合どうすればいいか?ということについて考えてみましょう。

まずは主な「ネタ」の名称です。

「マグロ」 tuna(テューナ)※「ツナ」ではありません!
「タイ」 red sea bream(レッド・シー・ブリーム)
     ※ breamとは「コイ科の淡水魚」の総称なのですが、タイは海水魚なので、seaをつけます。
「サーモン」 salmon(スェァマン)※「サーモン」ではありません、sermon(サーモン)は「説教・お小言」
「ブリ・ハマチ」 yellowtail(ィエロウテイル)
「あじ」 horse mackerel(ホース・マカレル)
「さば」mackerel(マカレル)
「いわし」sardíne(サーディーン)※ アクセントに注意!「ディ」の部分にアクセントがあります!
「さんま」saury(ソーリー)
「かつお」bonito(ボニートウ)
「いか」 squid(スクウィッド) ※ cuttlefishは「甲イカ」
「たこ」 octopus(オクトパス)
「えび」 shrimp(シュリンプ) ※ 「ザリガニ」や「イセエビ」のようなタイプはlobster(ロブスター)
「クルマエビ」 prawn(プローン)

「かに」 crab(クラブ)
「あなご」 sea eel eelで「ウナギ」
「とり貝」 egg cockle(エッグ・カクル)
「赤貝」 ark shell(アーク・シェル)
「つぶ貝」 whelk(ウェルク)
「ほたて」 scallop(スキャロップ)
「さざえ」 turban shell(ターバン・シェル)
「あわび」 abalone(アバロウニ)
「うに」 sea urchin roe(シー・アーチン・ロウ)
「いくら・すじこ」 salmon roe(サーモン・ロウ)
「数の子」 herring roe(ヘリン・ロウ)
マグロは「赤身」と「トロ」がありますが、「赤身」はそのままred meat of tuna(レッド・ミート・オブ・テューナ)となります。一方、「トロ」はfatty meat of tunaといいます。

「大トロ」はmarbled meat of tunaで、「中トロ」は「中」を意味するmediumをつけて、medium-fatty meat of tunaといいます。

marbled(マーブルド)というのは、いわゆる「さしの入った」という意味です。
ちなみに、「脂がのっている」とか「脂の乗った」という言い方がありますが、これもfatty(ファッティー)をお使えばいいでしょう。

ただし、いちいちmeat of tunaとつけるのはうっとうしいので、the fatty tunaとかfatty meatといえばいいでしょう。

 

「ブリ」と「ハマチ」は同じ魚です。

ハマチは40センチ~60センチの時の呼び名で、これが成長して80センチ以上になるとブリになります。

なので、英語では同じyellowtailと呼べばいいのですが、この差をyoungとmature(マチュア)を使って表現して、「ブリ」=mature yellowtail、「ハマチ」をyoung yellowtailとすればいいでしょう。

厳密には「ブリ+ハマチ」と「ヒラマサ」、「カンパチ」は違うのですが、大きな違いがないため、説明の時はyellowtail解表現してもかまわないと思います。

ところで、居酒屋のメニューで「ブリカマの塩焼き」というのがありますが、このカマとは首元のことです。
「首元」は英語でcollarですから、「ブリカマ」は(mature) yellowtail collarとなります。

ちなみに、「鮭のはらす」は“鮭の腹の部分の身”ということですから“salmon belly(スェァマン・ベリー)”と表現すればいいでしょう。

 

最近は、あぶったネタを出してくれるお寿司屋さんも増えましたね。

「あぶる」はbroiled(ブロイルド)という単語を使います。

「トロのあぶり」はbroiled fatty tunaとなります。

 

話は変わって、「いくら」や「数の子」に共通して使われているroeというのは、「食用の魚の卵」という意味で、eggのように硬い殻でおおわれていないものを言います。
ちなみに、「数の子」はherring(ヘリン)の子なのですが、このherringとは「ニシン」のことです。

京都の名物料理に「ニシンそば」がありますが、そば(buckwheat noodles:バックウィートゥ・ヌードルと言います)の上に、味付けしたニシンが入っているので、英語で言うと、a bowl of buckwheat noodles topped with seasoned herring filletといえばいいですね。

filletとは名詞では「切り身」という意味で、動詞では「~を切り身にする・(魚)を三枚に下ろす」という意味があります。

よって、「魚をおろす」はfillet fish(フィリットゥ・フィッシュ)
となり、「魚の切り身」はfillet of fishとなります。

以上、寿司ネタの英語表現とその関連表現をお伝えいたしました。