TOEIC BridgeにはTOEICにはない特徴がほかにもあります。
それが、「サブ・スコア」というものです。
TOEIC Bridgeでは、リスニング、リーディング、トータルスコアの他に“Functions(言葉のはたらき)”・“Listening Strategies(聞く技術)”・“Reading Strategies(読む技術)”・“Vocabulary(語彙)”・“Grammar(文法)”という5つのカテゴリーごとに1~3の評価が提示されます。
各カテゴリーの数値が高いほど他の受験者に比べて評価が高いことを意味します。
それぞれのカテゴリーの内容については次の通りです。
Functions(言葉のはたらき)
どのような目的と意図(例:何かの申し出・要求・時間を伝える・指示・情報収集など)で英語が使用されているのかを理解できる。
Listening Strategies(聞く技術)
英語を聞いて、必要な情報を聞き取る、話の要旨をつかむ、内容を推測する、アクセント・発音・時制などを正しく聞き分けることができる。
Reading Strategies(読む技術)
英語を読んで、必要な情報を読み取る、さっと読んで意味をつかむ、話の要旨を見極める、内容を推測する、文章内の構造が理解できる。
Vocabulary(語彙)
日常生活、嗜好、趣味、娯楽、旅行、健康、簡単な商取引などに関する単語や語句、及び文脈における意味を把握できる。
Grammar(文法)
文法を理解し、用法も把握している。
企業へのアンケートによると、大卒の就職受験者が最低でも達成しておいてほしいTOEICのスコアは600点だそうです。
しかし、何度TOEICを受けても、なかなか600点台に到達できないという大学生も多いのが実情です。
その場合は、あまり背伸びをせずにまずはTOEIC Bridgeの勉強から始めてみるといいでしょう。
受験をしなくても、『TOEIC新公式問題集』のような存在である『TOEIC Bridge公式ワークブック』や『TOEIC Bridge公式ガイド&問題集』などがありますから、これらを解いてみるということもいい勉強になると思います。
ぜひ、TOEICのスコアアップにTOEIC Bridgeを利用してみてください。