ワーキングホリデーとは略してワーホリとも呼ばれますが、これは仕事をしながら滞在資金を稼ぎ、最長1年間(延長が可能なケースもある)の海外生活を体験できる制度です。
日本が最初にワーキングホリデー(ワーホリ)制度を開始したのはオーストラリアとの間で協定が結ばれた1980年のことです。
それ以降、ニュージーランド、カナダ、韓国、フランス、ドイツ、イギリス、アイルランド、デンマーク、台湾、香港とワーキングホリデー(ワーホリ)制度に関する協定を結び、2013年現在では9カ国2地域でワーキングホリデー(ワーホリ)を体験することが可能です。
人気のワーキングホリデー(ワーホリ)滞在先は、オーストラリア・ニュージーランド・カナダの3カ国で、この3つに集中しています。
その理由は、この3カ国が英語圏であり、ワーキングホリデー(ワーホリ)滞在者を積極的に呼び寄せているからです。
語学学校の充実度やワーキングホリデー(ワーホリ)滞在者に対する雇用の選択肢も広げてくれているからです。
また、物価もヨーロッパなどに比べて安く、治安も比較的良いという点も魅力といえるでしょう。
ワーキングホリデーの魅力はなんといっても、お金を稼ぎながら現地に滞在できるということ。
観光ビザや学生ビザでは就労に制限が加えられたり、禁止されている場合もありますが、ワーキングホリデー(ワーホリ)ビザであれば、そういうことがありません。
また、あらゆる国籍の人々と労働体験ができるということや、実務英語を体験的に学ぶことができるということもあります。