しかし残念なことに、こういう現実に気づくのが語学学校にとどまることができる4カ月が終わりかけになってからという方がとても多いのです。

そこで、「滞在2カ月目ですが、いまいち英語力が伸び悩んでいます。最も良い語学学校はどこですか?」という質問が、現地生活者の交流サイトの掲示板に上がってきますが、答えとしては「何とも言えない」となってしまいがちです。

なぜなら、現地の講師は必ずと言っていいほど現地のネイティブスピーカーです。英語がわからないのに、英語で英語の使い方を説明されます。理解が遅くなって、1時間当たりに身につく内容が薄くなるのは仕方のないことなのです。

たいていのワーキングホリデー(ワーホリ)滞在者が現地に持ち込んでいるのは、電子辞書と会話表現集ぐらいのもの、それらのうまい使い方や賢い勉強法もわかりませんし、そもそもなぜ自分の英語力がなかなか伸びないのか原因がわからないはずです。

結局、時間だけが過ぎてしまい、「あれもしたい、これもしたい。だって100万円を投資してここに来たんだから」という夢は泡となって消えていきます。

したがって、ある程度の英語力を備えていかなければ、投資した100万円も、現地での限られた滞在時間も無駄になってしまうか、十二分に満足させることはできないと思います。

現地での語学学校に通う期間を減らし、費用や時間を浮かせて、できるだけワーキングホリデー(ワーホリ)の当初の目的を達成させるためにも、渡航前に十分に英語力を高めておきましょう。